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C1:インタラクション
C1-1:ソーシャルVRにおけるリアルタイムモーションキャプチャとプロシージャル制御の融合による一対多インタラクション手法
発表者番号:18
著者:lain(れいん),jumius
カテゴリ:インタラクション
キーワード:アバター,分身,躍度最小軌道,VR,プロシージャルアニメーション
ポスター発表日時・場所:12月7日(土)13:00 ~ 13:30 ・C1-1
概要:VTuberと視聴者の交流として、メタバース空間上での一対一での対面イベントや、生放送でのコメントとコメントに対するリアクションが存在する。しかし前者は濃密なコミュニケーションが図れる代わりに一度に対話できる人数は少なく、逆に後者は視聴者のコメントの一方向的なコミュニケーションになりやすい。そこで本研究ではアバターを分身させリアルタイムモーションキャプチャしながらも身体動作の一部をプロシージャル制御し同時並列的に身体コミュニケーションを図れるシステムを構築した。
C1-2:VRChatにおける移動速度へのfps値の影響調査と考察
発表者番号:35
著者:cleantted
カテゴリ:インタラクション
キーワード:VR, VRChat, Unity, Unity物理学
ポスター発表日時・場所:12月7日(土)13:00 ~ 13:30 ・C1-2
概要:バーチャル学会2023で発表された調査によって、アバターの速度計測に用いられているデバッグメニューの速度値がFPS値によって変化する可能性が示唆された。今回改めてFPS値の固定を行ったところ、前回報告した内容とは異なる現象がみられることがわかった。本発表では、FPSの値の変化によって、デバッグメニューでの速度の値がどのように変化するのか調査・報告し、VRChat上での移動速度を計測する適切な方法について考察を行う。
C1-3:空書きによる書字訓練システムに関する研究
発表者番号:38
著者:籾山 智則, 毛利 哲也, 尾関 智恵
カテゴリ:インタラクション
キーワード:空書き、書字訓練、手指位置情報
ポスター発表日時・場所:12月7日(土)14:00 ~ 14:30 ・C1-3
概要:空書きは筆記具を用いて紙面に文字を書くのではなく,空中に文字を書く動作を示す.例えば,鉛筆やペン等を持つのに慣れていない小学校低学年の生徒を対象に書字学習の際に利用されている.しかし,教師は生徒の字の軌跡を見ることができないため,手の動きを見るだけの感覚的指導にならざるを得ない.そこで,本研究では空書きの際の情報を取得することで空書きの学習過程やその成果を定量的に評価することを目指す.PCの画面に表示される手本をもとに,空書きを行い,書字動作を可視化し,書字過程・結果の保存をできる空書きによる書字訓練システムを試作した.また,空書きの学習対象となる一筆で書けない文字も評価するため手のジェスチャーにより判別し,それぞれ書字モードと筆移動モードと設定し,画数も判別した.今後は手本と空書きでの書字結果を比較する手法とシステムの評価実験を行う.
C1-4:リアルアバタを重畳した実空間ロボットを用いたXR遠隔対話システムの構築と定性評価
発表者番号:66
著者:米田 悠人, 小島 優希也, 福地 庸介, ヤェム ヴィボル, 池井 寧, 西内 信之
カテゴリ:インタラクション
キーワード:テレプレゼンス,遠隔対話,リアルアバター,3Dモデル
ポスター発表日時・場所:12月7日(土)14:00 ~ 14:30 ・C1-4
概要:本研究では,XR 技術と実空間アバターロボットを活用した遠隔対話システムを構築した.本システムは,HMD を装着した 遠隔対話者の視線・頭部・口元の動きをリアルタイムで再現した 3D アバターを,MR グラス(HoloLens2)を装着した現場作業者 が観察できるように設計し,現地で空間オブジェクトを対象とする対話が可能である.また,遠隔対話者にはリアルタイム立体視 映像が提供され,空間内のオブジェクトを明確に把握できる環境を構築した.評価実験では,本システムが対話と相手空間の 環境把握において良好な効果を示し,遠隔対話に有効であったことが示唆された.今後の課題は,リアルアバタの表情生成精 度を高めることや,遠隔対話の品質を向上させるための通信技術の検討である.