ポスター発表|D4


D4-1:夏休み科学VTuber相談室に寄せられた質問への実験による回答の試み

発表者番号:17

著者:なぎ,水出 博雄

カテゴリ:工学・サイエンスコミュニケーション

キーワード:VTuber,科学コミュニケーション,演示実験,自由研究

ポスター発表日時・場所:12月8日(日)13:30 ~ 14:00 ・D4-1

概要:夏休み科学VTuber相談室(主催:高遠頼)は科学・学術に関する質問に、参加表明した多数のVTuberが動画等を制作して回答する企画であり、発表者のなぎは昨年、本年について回答役の1人として参加している。質問について、関連する実験を行って回答する動画は、自由研究のヒントにもなり好適と考えられるが、従来その例は少なかった。そこで昨年の質問のうち2件について、共同発表者の水出博雄と、実験による回答を試みた。1件は冷水とお湯との粘度の相違に関連する質問、他の1件は首に巻く冷感グッズの仕組みについての質問で、それぞれ実験を行って回答動画を制作し公開した。ただし各動画では実験・解析の詳細には触れなかった。本発表では、各実験の詳細を解説して、科学コミュニケーションのための実験動画制作の要件を明らかにすることを試み、またバーチャルな学術企画における信頼性の担保について、企画参加で得た経験を元に考察する。

夏休み科学VTuber相談室に寄せられた質問への実験による回答の試み

D4-2:京セラにおける金型プレスシミュレーション技術構築

発表者番号:31

著者:田中 政博,丸谷 和正,永田 優

カテゴリ:工学・サイエンスコミュニケーション

キーワード:セラミック、金型プレス、シミュレーション、DEM、離散要素法

ポスター発表日時・場所:12月8日(日)13:30 ~ 14:00 ・D4-2

概要:京セラではセラミックス製造工程のプロセスインフォマティクス実現を目指して、各種シミュレーション技術構築を進めており、今回は数多くの工程の中から金型プレス工程にフォーカスする。金型プレスシミュレーションは、DEM(離散要素法)をベースにし、独自の接触アルゴリズムを組込むことで顆粒崩壊を再現している。本発表では、シミュレーション技術の概要と実施例を紹介する。

京セラにおける金型プレスシミュレーション技術構築

D4-3:デジタルものづくり趣味に見るシリアスレジャー:「つくると!」での調査

発表者番号:33

著者:阿部 太一,矢野 航平

カテゴリ:工学・サイエンスコミュニケーション

キーワード:Digital Fabrication, Leisure, Maker Movement, Serious Leisure Inventory and Measure

ポスター発表日時・場所:12月8日(日)13:30 ~ 14:00 ・D4-3

概要:本研究はデジタルものづくり趣味を「シリアスレジャー」として捉え、「つくると!」出展者を対象としたインタビュー、およびシリアスレジャー尺度を用いた質問紙調査(n=31)を実施し、その特徴と意義を明らかにした。結果、デジタルものづくり趣味がシリアスレジャーの特徴を示すことが示唆された。継続年数と、キャリア進歩、アイデンティティに正の相関が確認された。デジタルものづくりは個人の満足やコミュニティ形成に寄与し、日本でのシリアスレジャーの適用可能性が示唆された。

デジタルものづくり趣味に見るシリアスレジャー:「つくると!」での調査

D4-4:顔料インク自作における顔料粒径の影響と実用性評価

発表者番号:58

著者:Lcamu

カテゴリ:工学・サイエンスコミュニケーション

キーワード:色材、インク、大人の自由研究

ポスター発表日時・場所:12月8日(日)14:30 ~ 15:00 ・D4-4

概要:一般家庭内での顔料インク自作は、絵画制作やオリジナルプリントTシャツ制作において、使用者の好みに応じた色味調整を可能にする等の需要がある。 インク製造ではインク中の顔料粒径が色味・透明度・光沢・粘度・塗膜耐久性等の物性に影響を与えるため、製造条件の調整による適切な粒径の制御が必要となる。 しかし、一般家庭で使用可能な設備や条件で所定の粒径を得るための報告例は少なく、製造のハードルが高いことが課題となる。本研究では家庭での自作インク製造におけるインク実用性向上を目指し、手軽に入手できる青色有機顔料である銅フタロシアニンを使用し小型の製造装置を用いた場合の製造条件と粒径との対応を調査した。さらに、製造したインクの粘度、塗工方法に対する適正を評価した。

顔料インク自作における顔料粒径の影響と実用性評価

D4-5:バーチャルリアリティーの始まりについての考察:発展の起源の1つとなったと思われる記事より

発表者番号:63

著者:nasaw_124c41

カテゴリ:工学・サイエンスコミュニケーション

キーワード:VR , バーチャルリアリティー , 始まり , 起源

ポスター発表日時・場所:12月8日(日)14:30 ~ 15:00 ・D4-5

概要:現在バーチャルリアリティーと呼ばれている概念がいつ広まったにかについては様々な研究がある。Interfaces for Advanced Computing(James D.Foley),1987では頭部装着型ディスプレィにリアルタイム3DCGを表示する事により、CGデータに直感的に介入できるという現在バーチャルリアリティーと呼んでいる概念とそのものを提示しており、これが今日のバーチャルリアリティーの発展の一端となった可能性を技術背景を含め考察する。

バーチャルリアリティーの始まりについての考察:発展の起源の1つとなったと思われる記事より